インスタンスロック機能は、誤操作防止の目的で、インスタンスの編集機能を一部無効化して保護することができる機能です。
Broccoli v1.1.0 で追加されました。
インスタンスロック機能は、主に編集者のミス(重要な要素を誤って改変や削除したり、本来の意図と異なる場所へ移動させてしまったりなど)を未然に防ぐための編集サポート機能です。
使用例として、法的な意味を持つようなセンシティブなテキスト要素などを保護したり、予め決められたフォーマットに厳格に則って運用されるようなコンテンツを編集する際などに有用です。
各ロックは、インスタンス単位で設定できます。
ロックできる項目は次のとおりです。
コンテンツのロックを有効にすると、インスタンスの内容を編集できなくなります。
移動のロックを有効にしたインスタンスは、他の場所へ移動させることができなくなります。
これは、並べ替え操作も無効にしますが、移動をロックしたインスタンス自身への直接的なそうさだけが対象です。前後に、ロックされていない要素を移動したり追加する操作は制限を受けません。
削除ロックを有効にしたインスタンスは、削除操作ができなくなります。
この制限は、削除ロックを有効にしたインスタンスへの直接的な削除操作について作用します。
削除ロックされていない親インスタンスを削除した場合は、子インスタンスに削除ロックが適用されていても、一緒に削除される点に注意してください。
インスタンス編集画面の「詳細設定を開く」をクリックし、インスタンスロック欄にあるチェックボックスを操作して、インスタンスロックの有効/無効を切り替えます。
OKボタンをクリックして、インスタンスの変更を保存すると、ロック状態が反映されます。