2019年4月19日、 Pickles 2 アプリケーション バージョン 2.0.0-beta.24 がリリースされました。 GUI編集の一部機能が拡張されたことに加え、内部の実装が一部改善されました。
その他、同時にいくつかの Composerライブラリがリリースされ、安定性とパフォーマンスが改善しています。
Pickles 2 v2.0.0-beta.24 の更新差分
GUI編集の一部機能が拡張されたことに加え、内部の実装が一部改善されました。
- nw.js v0.37.0 にアップデートした。
- Broccoli エディタ (GUI編集) で、loopフィールドの外側に宣言されたinputフィールドの値を、 loopフィールド内の echoフィールドで参照できるようになった。
- Broccoli エディタ (GUI編集) で、loopフィールドに indexオプションを追加。
- Broccoli エディタ (GUI編集) で、inputフィールドに scriptフィールドを追加。
- その他いくつかのUIの改善。
インストール手順
新しい Pickles 2 アプリケーションは、次のボタンからZIPアーカイブをダウンロードしてご利用いただけます。
Composerパッケージの更新情報
いくつかの Composerライブラリがリリースされ、安定性とパフォーマンスが改善しています。
Pickles Framework v2.0.40
$site->get_page_originated_csv()
を追加。
PX=api.get.page_originated_csv
を追加。
PX=api.get.page_info
が、パラメータ path
を省略した場合に、カレントページを探すようになった。
encodingconverter
に ext
オプションを追加。対象の拡張子を制限できるようになった。
$site->get_pdo()
を追加。
pickles2/px2-sitemapexcel v2.0.10
- 更新の必要があることを確認してから lock するようになった。
- CSV -> XLSX の変換時に、
data
スキーマを扱えるようになった。
- CSV -> XLSX の変換時に、 サイトマップツリーが正常に成立していないページを、各リストの末尾に追記するようになった。
pickles2/px2-publish-ex v2.0.2
- パス変換時に、もとの文字セットが無視されて UTF-8 に変換されてしまう不具合を修正。
px2-path-resolver v2.0.11
- パス変換時に、もとの文字セットが無視されて UTF-8 に変換されてしまう不具合を修正。
broccoli-html-editor v0.3.6
- コンテキストメニューからコピーや削除などの操作をできるようになった。
- ESCキーでモーダルウィンドウを閉じるようになった。
- loopフィールドの外側に宣言されたinputフィールドの値を、 loopフィールド内の echoフィールドで参照できるようになった。
- loopフィールドに indexオプションを追加。
- inputフィールドに scriptフィールドを追加。
- 出力されるHTMLにPHP構文が含まれる場合に、編集画面上でこれを無害化するようになった。
display:none
が適用されている要素が画面を覆ってしまうことがある問題を修正。
- その他、細かい不具合の修正とUI改善。
pickles2/preset-get-start-pickles2 v2.0.16
- デフォルトの Broccoliエンジンを
broccoli-html-editor-php
に変更。
- 文字セットと改行コード変換のプラグイン
picklesFramework2\processors\encodingconverter\encodingconverter::exec
を、 $conf->funcs->before_output
の中で一括してかけるように設定を変更した。
Composerライブラリのアップデート手順
Pickles 2 アプリケーションから更新できます。
- Pickles 2 アプリケーションを起動します。
- プロジェクトを選択します。
- ハンバーガーメニューから「composer」を選択します。
- 「高度な操作」メニューが表示される場合は、クリックします。(アプリケーションのバージョンが古い場合はこの手順はスキップします)
- 「更新」タブの中にある「composer ライブラリ を更新する」ボタンをクリックします。
または、コマンドラインからも更新できます。 プロジェクトがセットアップされているディレクトリへ遷移し、 composer update
コマンドを実行してください。
$ cd {$projectRootDir}
$ composer update