公開日: 2019年02月22日(Fri)
2019年2月22日、 Pickles 2 アプリケーション バージョン 2.0.0-beta.22 がリリースされました。
このリリースは、いくつかの新機能追加、GUI編集などのUI改善、安定性の向上、 composer.lock の取り扱いに関する変更が含まれます。
Pickles 2 v2.0.0-beta.22 は、次のボタンからダウンロードしてお試しいただけます。
一部のユーザーの方から、アプリケーションが頻繁にクラッシュするという報告をいただくことがありました。
寄せられた不具合報告によると、内蔵のウェブサーバー機能に何らかの問題がある可能性がありました。
このリリースでは、 内蔵ウェブサーバーの処理を見直し、クラッシュしにくく、より安定して動作するようになりました。
右クリックメニューで操作
これまでも、 cmd + C でコピー、 cmd + V でペースト (Windows では Ctrl + C, Ctrl + V) する機能はありましたが、マウス操作を好むユーザーからは、コンテキストメニュー(右クリック)からの操作をしたいというご要望をいただいていました。
このリリースから、 コンテキストメニューで コピー、ペースト、削除の操作を実行できるようになりました。
これも、ご要望の多かった機能の1つです。 前回アプリケーションを終了したときの、ウィンドウのサイズと位置を記憶し、次回起動時に復元するようになりました。
composer update
から composer install
を主にした画面に変更しました。プロジェクトのライブラリのバージョン管理方法に関する変更があります。
これまでは、 Pickles 2 プロジェクトが依存しているライブラリの新しいリリースを検出するたびに、 常に最新の状態を維持できるよう、 composer update
を実行するように アプリケーションがお知らせするような機能がついていました。
個人でお使いの方にとっては、この方法で特に問題になることはありません。 しかし、チームでお使いの場合には、メンバー間でロードされているパッケージのバージョンに差異が生じる可能性がありました。ライブラリのバージョンが異なれば、パブリッシュされるHTMLコードに誤差を生じることがあります。
そこで、このバージョンから、次のように変更することにしました。
composer.lock
をコミットする。composer update
ではなく、 composer install
コマンドの実行をお勧めする。composer.lock
は、インストールされたライブラリのバージョンを記憶するファイルです。 composer install
コマンドは、 composer.lock
に記録されたバージョンをインストールします。 つまり、 composer.lock
がコミットされ、共有されたプロジェクトに参加しているメンバーは、 ライブラリのバージョンを共有することができる、ということになります。
一方、 composer install
コマンドは、新しいバージョンのライブラリがリリースされていても、それを検出しません。 なので、チームメンバーの誰かが代表して、定期的に composer update
を実行し、 ライブラリ環境を最新に保つ必要があります。 composer update
の結果、 composer.lock
が更新される場合は、 これをコミットして他のメンバーと共有するようにしてください。
その他、このバージョンの変更点は下記の通りです。
composer install
画面を追加。次のボタンからZIPアーカイブをダウンロードしてお試しいただけます。
詳しい手順については、 セットアップ手順 > アプリケーションのインストール を参照してください。
公開日: 2019年02月22日(Fri)