Pickles 2

Pickles 2 Clover CMS

Pickles 2 Clover CMS の管理画面イメージ

Pickles 2 Clover CMS の管理画面

Pickles 2 Clover CMS は、Pickles 2 ベースのCMSです。 プラグインとして実装されており、Pickles 2 のプレビュー環境に組み込まれて動作します。

ウェブサーバーにインストールして、ブラウザから操作します。 スマートフォンなどのモバイル環境にも対応しています。

ローカルの簡易サーバー機能で起動すれば、デスクトップツールの代替としても利用できます。

主な機能

  • サイトマップ、ページ管理機能
  • ブログ管理機能 (pickles2/px2-blog-kit と連携)
  • ブロックエディタ
  • テーマ編集機能
  • パブリッシュ機能
  • 編集履歴管理機能(Git連携)
  • カスタム管理画面拡張対応
  • モバイル対応の管理画面
  • マルチユーザーの権限管理機能

インストール手順

新規のプロジェクトをセットアップする場合

予め Clover CMS を設定済みのプロジェクト pickles2/pickles2 をインストールして、使用を開始できます。

composer コマンドを使用してインストールしてください。

$ composer create-project pickles2/pickles2

インストールが完了したら、 cd コマンドでプロジェクトのルートディレクトリに移動し、 composer start で開発用のローカルサーバーを起動します。

$ cd pickles2/
$ composer start

サーバーが起動したら、ブラウザでプレビュー(https://127.0.0.1:8080/)にアクセスし、管理画面から設定を続けます。 詳しくは管理画面の指示に従ってください。

管理画面のURLは、 プレビューに ?PX=admin を付与したもの(例: https://127.0.0.1:8080/?PX=admin) になります。

既存のプロジェクトへ導入する場合

予め Clover CMS がセットアップされたパッケージ pickles2/pickles2 を使って使い始めることもできますが、これ以前から運用されていたプロジェクトにも、 Clover CMS を導入して利用することができます。

以下に、既存プロジェクトに Clover CMS を導入する手順をご紹介します。

Composerパッケージ pickles2/px2-clover を導入する

次のコマンドで、プロジェクトにパッケージをインストールします。

$ composer require pickles2/px2-clover;

メインコンフィグを設定する

px-files/config.php を開いて、 $conf->funcs->before_sitemap の先頭に、 tomk79\pickles2\px2clover\main::register() の設定を追加します。

    // funcs: Before sitemap
    $conf->funcs->before_sitemap = [
        // px2-clover
        tomk79\pickles2\px2clover\main::register( array(
            /* any options... */
        ) ),

        // ...other plugins
    ];

続いて、 $conf->allow_pxcommands を有効に設定します。 この設定により、すべてのPXコマンドがブラウザから実行できるようになります。 通常、この設定は無効にすることが推奨されていますが、 Clover CMS が、他のすべてのPXコマンドの実行に認証を求め、保護するため、安全に使うことができます。

$conf->allow_pxcommands = 1;
プラグインオプション

必要に応じて、追加のオプションを設定できます。

// funcs: Before sitemap
$conf->funcs->before_sitemap = [
    // px2-clover
    tomk79\pickles2\px2clover\main::register( array(
        "protect_preview" => true, // プレビューに認証を要求するか?; false (default) | true
    ) ),
];

管理画面から設定する

ここまでの設定ができたら、ブラウザでプレビューにアクセスし、管理画面から設定を続けます。 詳しくは管理画面の指示に従ってください。

管理画面のURLは、 プレビューに ?PX=admin を付与したもの(例: https://127.0.0.1:8080/?PX=admin) になります。