Pickles 2 Clover CMS の管理画面
Pickles 2 Clover CMS は、Pickles 2 ベースのCMSです。 プラグインとして実装されており、Pickles 2 のプレビュー環境に組み込まれて動作します。
ウェブサーバーにインストールして、ブラウザから操作します。 スマートフォンなどのモバイル環境にも対応しています。
ローカルの簡易サーバー機能で起動すれば、デスクトップツールの代替としても利用できます。
予め Clover CMS を設定済みのプロジェクト pickles2/pickles2
をインストールして、使用を開始できます。
composer コマンドを使用してインストールしてください。
$ composer create-project pickles2/pickles2
インストールが完了したら、 cd
コマンドでプロジェクトのルートディレクトリに移動し、 composer start
で開発用のローカルサーバーを起動します。
$ cd pickles2/
$ composer start
サーバーが起動したら、ブラウザでプレビュー(https://127.0.0.1:8080/
)にアクセスし、管理画面から設定を続けます。
詳しくは管理画面の指示に従ってください。
管理画面のURLは、 プレビューに ?PX=admin
を付与したもの(例: https://127.0.0.1:8080/?PX=admin
) になります。
予め Clover CMS がセットアップされたパッケージ pickles2/pickles2 を使って使い始めることもできますが、これ以前から運用されていたプロジェクトにも、 Clover CMS を導入して利用することができます。
以下に、既存プロジェクトに Clover CMS を導入する手順をご紹介します。
次のコマンドで、プロジェクトにパッケージをインストールします。
$ composer require pickles2/px2-clover;
px-files/config.php
を開いて、 $conf->funcs->before_sitemap
の先頭に、 tomk79\pickles2\px2clover\main::register()
の設定を追加します。
// funcs: Before sitemap
$conf->funcs->before_sitemap = [
// px2-clover
tomk79\pickles2\px2clover\main::register( array(
/* any options... */
) ),
// ...other plugins
];
続いて、 $conf->allow_pxcommands
を有効に設定します。
この設定により、すべてのPXコマンドがブラウザから実行できるようになります。
通常、この設定は無効にすることが推奨されていますが、 Clover CMS が、他のすべてのPXコマンドの実行に認証を求め、保護するため、安全に使うことができます。
$conf->allow_pxcommands = 1;
必要に応じて、追加のオプションを設定できます。
// funcs: Before sitemap
$conf->funcs->before_sitemap = [
// px2-clover
tomk79\pickles2\px2clover\main::register( array(
"protect_preview" => true, // プレビューに認証を要求するか?; false (default) | true
) ),
];
ここまでの設定ができたら、ブラウザでプレビューにアクセスし、管理画面から設定を続けます。 詳しくは管理画面の指示に従ってください。
管理画面のURLは、 プレビューに ?PX=admin
を付与したもの(例: https://127.0.0.1:8080/?PX=admin
) になります。